つぶやき

超保守的で何よりリスクを嫌う男が初めての収益物件で死にかけた話②

〜①

そんなこんなで不動産業者からいいなと思う物件を紹介されるたびに、
客付け会社へ埋まる物件なのかヒヤリングしたり、
物件を実際に見に行って空室になっている部屋の状況を確認したり、

周辺を歩き回って入居者さんの気持ちになって生活に不便はないかと確認したり
といった地道な活動を行っていました。

不動産活動ってこんな感じで進めればいいのかなぁといった感じで
とりあえず行動はしていました。

1番遠い物件は青森まで見に行きましたね。
仕事の出張で東北に行く機会があったのでそのついでですが。
利回りも高くお宝物件だったと思います。


この物件を見に行ったときには、
物件を検討しては他の人に買われてしまうということを
何度か繰り返していたので、すぐに買付を入れました。

結局現金で業者に買われてしまいましたが。

価格帯も大きくなく利回り出ている物件は現金で買われてしまうことが多いんですよね。
私は融資利用が前提だったのでどうしてもスピードで負けてしまっていました。
目線が高すぎたこともありますが。

ちなみにその1週間後くらいに別の業者と面談した際に全く同じ物件を紹介されました。
その業者が買い取っていて、再販物件になっていたんですね。
400万程利益がのってました。

商売なので当然ですが、
元々の価格を知っていると手を上げる気が起きませんでした。


400万高くても収支は割とよかったので
検討すればよかったかもですが、
気持ちの面でその判断はできませんでしたね。


今となってはこの物件を購入していたら、
今の投資規模にはなっていなかったと思うのでよかったですが。

こんな風に検討しては買えないことを何度も繰り返して、
不動産投資けっこう厳しいなぁ甘くないなぁと感じている中、
先輩大家から新築案件を扱う業者を紹介してもらうこととなりました。

新築になると借り入れの額も1億円とかになったりするので、
保守的な私は大丈夫かなとビビっていましたが、
現状の活動にも正直停滞感を覚えていたので面談を受けました。

営業の方は30代のイケイケな営業マンといった感じで
自分でも何棟か物件を所有されているということでした。

新築不動産投資のポジショントークをたっぷり聞いて、
ポムさんの属性なら融資も通るのでぜひ進めましょう!
といったことなので、
私もわかりました!新築やります!よろしくお願いします!
とあっさり方向転換しました笑 


元々先輩大家からも最初から新築やれと言われていたので
素直に先人の言うことに従ってやってみようといった感じですね。

私が新築取組む上でのスタンスの1つとして、
借金の額も大きいので絶対に失敗したくない。

長期保有後の出口も見据えて立地がいいところ!
ということがあります。

新築木造案件って
わりと利回りの出る郊外の物件を薦められることが多いんですよね。
正直多少立地が悪くても新築って埋まりますが、

短期保有で売却を繰り返すということはしたくなかったので
駅距離などの立地は重視していました。
金融機関も30年で融資を出して1,2年で売却されてしまうと
もうこのお客さんには融資しないなんてことにもなりかねないですからね。

1件目に紹介された物件は駅から徒歩圏内で、
利回りもそこそこでしたが周辺にアパートが乱立していて、
賃貸需要が崩れている印象があったので駄目、

2件目は利回り9.5%という高利回りに惹かれて積極的に検討しましたが、
物件近くの地場の複数の管理会社さんに、こんなところで
新築アパートなんてやめておけとありがたいアドバイスを頂きやめました笑

2件目案件は、営業さんに買う意志は表明していたので、
やっぱりやめる!と言ったときにはなんというかブツブツ言われましたね。

「買うと決めた物件で買える状況にあるのなら私なら絶対に買うまで努力します。
ポムさんのために金融機関の担当も時間をかけて審査してるんですよ」等々。
そのときには正直知ったこっちゃないよと思いました。


借金をするリスクを負うのは私です。

だんだん不動産業界と関わる中で業界特有の考えというものを理解していきますが、
この頃は何でそんなこと言われなきゃいけないんだ?と思いましたね。

今でも最初にいいなと思っていても調べるうちに見えてくるものが
自分の中で納得できないリスクだったらやめる判断は大いにするべきだと思います。
業者は売っちゃえば終わりですけど買ったあとにリスクを負うのは自分ですからね。

そして3件目に紹介された物件が、某人気沿線の駅徒歩圏内、
家賃設定も地場の会社にヒヤリングして全く問題なし。

ここなら間違いないと思ってやりますと手を上げました。
先輩大家もそのエリアに物件を持っており間違いないんじゃないという案件でした。

そこからは金融機関への打診の日々が続きます。

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